佐野市H様邸【LOAFER】

諦めない家

 
  • 実家の敷地内に建築予定だったH様。弊社の規格住宅LOAFERを気に入ってくれたが、間口の狭い土地なのできっと無理だろうと断念しかけた。しかし同シリーズには大きさや玄関の向きなど多くのプランがあり、H様の土地にぴったりのものを提案された。モデルハウスとは違う間取りであったが、逆に狭小プランならではの良さもあり建築を決意。夢を叶えることが出来た。誂えたように土地に佇むその外観は、注文住宅かと思うほど。黒いガルバにウッドデッキが映え、ポイントとなる黄色いポストが可愛いくて奥様のセンスが窺える。

  • LDKはL字につながり、家族の距離を縮めてくれる。塗装をしていない無垢の木のナチュラルな優しさがH様家族の雰囲気にマッチしていることに加え、インテリアのチョイスがまた良い。梁を利用してレール式の照明を採用したので、灯りだけでなくグリーンを垂らしたりとリビングに華やかさをプラスした。アイアンとウッドとグリーン、間違いのない組み合わせは偶然ではないだろう

  • 見事なぶら下げ祭り。レールもここまで色々垂らされたら、冥利に尽きるだろう。どの角度から見ても飽きさせない。ここでも鮮やかなイエローが存在感を出していて、元気をもらえる。キッチンに立つママと、遊びたくてウズウズしている子ども、休日くらいゆっくりしたいとソファで横になるパパ。大きな窓からふんわりとした明かりが差し込んで、まもなく日曜日のランチタイムになるのを教えてくれているようだ

  • ダイニングからの眺め。キッチンの奥には洗面とUBがあり、生活動線の良さが伝わってくる。ソファでテレビを見ていると2階から降りてくる人の姿が見えたり、キッチンに立つと部屋全体が見渡せたりと、いつも家族の気配を感じながら暮らせるのがLOAFERの特徴。ちょうどいい距離感を保てるからこそ、自分のことも相手のことも大切に出来るのだ

  • リビングスペースは吹き抜けていて、とても開放感がある。一部抜けているだけでこんなに広々感じるものなのかと驚くほどだ。階段途中の開口は、明かり取りだけでなく安心感も通す。2階まで上がりきってしまうと、そこはアイアン手すりでリビングと繋がる。ぐんぐん高くなっていく天井とフリースペースが、2階の洋室へと誘導してくれる

  • H様邸の一日の始まりと締めくくりを迎える場所。おはようやおやすみの挨拶をキッチンのママと交わすと、嬉しかったことは2倍に、悲しかったことは半分になるから不思議だ。手元のガラスの照明器具のチョイスは素晴らしい。あえて違うデザインを選びながら、トータルのバランスはとれている。ガラスが放つノスタルジックで可憐な雰囲気と、部屋の所々に出没するアイアンのワイルドさが何故だか共鳴しているのだろう

  • 海外の部屋のように、床を引きずるカーテンが何ともおしゃれ。しかもそれがビビットなイエローだから堪らない。床も柱も梁も扉も、全部無垢。経年変化でキレイなあめ色になった時、その色のコントラストはどうなっているのだろうか。子どもの成長と共に自分達も年齢を重ね、家は古くなるのではなく暮らしを見守り続けて一緒に成長してきた仲間なのだ。生活の中で傷がついても、それこそ愛着を持てる場所になるだろう

  • 2階のフリースペースの奥には、誰にも教えたくない秘密基地が。ただの収納にしておくには、もったいないスペースだ。部屋に入る扉は、遊びゴコロのあるスライドシェルフを採用。ワクワク感が増して、扉の奥はどうなっているんだろうと童心に返る。ここでお気に入りの音楽を聴いていると、LDKからママの鼻歌と一緒にいい香りがしてくる。今夜のメニューを考えながら、もう少し自分だけの時間を楽しもう

  • 階段を上り下りすると、壁付けのマリンランプやシーリングファンが見える。何度見ても、自分のお気に入りがそこにある満足感は小さくなることがない。シーリングファンは見た目のカッコよさだけでなく、高低差のある所では空気を撹拌してくれるお利口さんなので、採用してよかったという人が多い。夏も冬も大活躍だ。そろそろゴハンが出来たかな。階下に降りるのが楽しみだ

  • H様邸は間口の狭いプランだが、無駄のない間取りで暮らしにちょうどいい家になった。黒いガルバにアンティーク調の玄関ドアがよく似合う。ウッドデッキの塗装カラーは沢山ある中から選べるので、チョイスする色によって全く違う雰囲気に。ちょこんとそこに座っている黄色いポストは、そのカッコいい外観に見惚れる多くの人の目をさらに楽しませていることだろう。家と共に成長した彼(彼女?)にまた会うのが楽しみだ

TOP