太田市S様邸【LOAFER】

ウイスキーを嗜む家

 
  • 無垢の床でゴロゴロするのがたまらないというS様。パイン材の柔らかく温かい質感は、疲れたココロをふんわりと包み込み、癒してくれる。これから年月を経て色づいていくであろう美しい梁や床の明るさが、積み重ねた家族の思い出の数と比例する様に、濃く渋さを増していくのが楽しみだ

  • 柔らかな木のぬくもりと強靭で逞しいアイアンのバランス。いつでも強く頼もしい父親であり夫であるご主人様と、笑顔が可愛らしいのにしっかり者の奥様に似ているところがある。色んなバランス、二面性、強さとやさしさ。シンプルでかっこいいこのリビングには、そんな考えを思い起こさせてくれる雰囲気がある

  • キッチン背面に施したサブウェイタイルは、愛するウィスキーを並べる背景にピッタリだ。今日はどの子と会話しようか、楽しく酔うかしっとり酔うか、夕方近くなってくると何だかソワソワしてしまうスペース。家を建てる時からウィスキーの居場所ばかり考えていた。夢が叶った満足な眺めである

  • ウッドとアイアンとマリンランプ。何だかワクワクする組み合わせで、遊びに来た客人たちにも好評である。ダイニングテーブルの上の手料理を照らしてくれる灯りは、この無機質なガラスを通して温もりをプラスしてくれる。今日あった楽しいことや笑っちゃうこと。少し悲しい出来事も、みんなでテーブルを囲んで何気なく共有すればこれもまた食事のスパイスになるのである

  • 晴れた休日のリビングが好きだ。大きな掃出し窓からレース越しに差し込む光は、仕事で疲れた身体と心にスゥッと沁み込んでくれる。一階をぐるりと回れる間取りにしたので、朝から子供と運動会が始まることもしばしば

  • キッチンの造作カウンターの側面にも、愛すべきコーナーが。マガジンラックにされるオーナーも多いが、そこはS様ならではの設計だ。落下防止にはアイアンバーを施し、小さなお子さんが走り回ってもパパの心配は少ない

  • 大きな軒に見守られているウッドデッキは、玄関とリビングの掃出し窓からの出入りを兼ねた場所。軒裏の板張りがリッチな印象で、デッキでお茶をすればカフェ気分だ。余裕で雨風をしのげ、道路から丸見えにならない配置にしたためプライベート感いっぱいの雰囲気でお気に入りのスペースとなった

  • 片流れの屋根が印象的な、平屋+αのLOAFER。ブルーの外壁にブラックのサッシ枠の組み合わせで、かっこいい外観になった。家族との時間も、仕事の時間も大切にしたいS様。事務所スペースを増築したプランで、来客にも対応できる新しい暮らし方を手に入れた。ボコッと出っ張った部分がいい。人間と同じで、ただつるつると滑らかより少し尖っていた方が味がある

  • 石材や外構など、エクステリア関係のお仕事をされているS様。事務所のドアはシンプルでカッコよく。その仕事ぶりを象徴するようなデザインだ。すぐそこに守るべき家族が居ながら仕事に集中できる環境は、何事にも全力投球のご主人様らしい

  • 来客にも対応できる事務所スペース。アクセントにOSB合板を採用して、ロールスクリーンとの相性もばっちりだ。こちらも無垢の床とアイアンの異素材コンビがお出迎えしてくれ、打ち合わせもリラックスして出来そうな予感。色々なアイディアが浮かびそうだ

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